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haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

不本意ながら日本へ

昨年のこと。

定期的に実家のお袋へ電話したらお袋が突然泣き出した。

どうやら妹がとんでもないバカをやらかしたらしい。

実家で母と2人で暮らす姉は、ヒステリーを起こしている。

電話だけでは何が起こったか判らなかったが、姉と母の話から類推すると、妹が内緒で再婚していて、その夫からDVを受け、離婚すると言ったら「家族を殺す」と脅されたらしい。

こんなのはドラマかマンガの世界だと思っていたが・・・。

 

航空券の手配から帰国まで一週間。ボリビアの友人達には何があったか告げず黙って帰国することにした。ちょうど今は貸倉庫の二階と三階部分に豪邸を建設中で、猫の手も借りたいくらい忙しい時期だった。私も朝4時から夜11時まで働いていた。帰国を告げると妻は怒り心頭で離婚を決意しているようなことを言う。しかし、私も、年老いた母と定年まであと5年の姉が狙われるのはなんとしても避ける必要がある。

 

帰るまで国際電話(skype)の応酬。私が日本に帰るまで何もするなと妹に指示するが、昔からこいつは飛び抜けてバカでこちらの言葉を理解するだけの知能を持ち合わせていない。弁護士と相談して会社から盗まれた車とかを取り返すと言うので、警察がそんなこと承認するはずがないといっても理解できない。挙げ句に警察の了解を取ったというので、福岡県警はバカしかいないのかとも考えた。そして、後日、それが妹の嘘だったことが判明する。現在、八幡西警察署は極めて非協力的だ。なんか感情が先走っていて、地方公務員だとしても、最低限、公僕としての自覚を持ってもらいたいとも思うが、国の出先機関での不正や中央官庁の官僚の質の低下を目の当たりにして、定年前に退職した私としては、国の職員でさえ機能していないのにそこまで田舎の警察に求めるのは酷なのかとも思う。

 

日本に帰ってきて状況把握に努める。一週間でほぼ状況把握は完了するが、その間にも催涙スプレー等の護身用品を家族に買い与え、河原で実際に試し打ちをする。証拠収集のため防犯カメラを自宅や妹の勤務先に直ちに設置した。

こんなとき、検査官としての経験や30年間きちんと公務を勤め上げてきた経験が活きる。しかし、弁護士の動きが遅い。無為に時間が過ぎていき、どんどん貯金が減っていった。裁判の開始が決定し、状況から考えて、裁判が終了し、相手の危険が去るまで最低あと2年必要と考えた。

この時点で、退職金を含め、今までつぎ込んだ2000万円のプロジェクトは中断を余儀なくされた。ただ、どぶに捨てた訳ではない。

少なくとも妻は半分完成した貸倉庫と牧場で定期的な収入は確保できる。私の助力無しでは、建設中の豪邸の借金を返すまで5年程度はかかるかもしれないが、もう私が居なくても生きていけるだろう。

今年の3.11は義援金も送れなかった。

2年間、被災地で苦しんでいる高齢者の方々や親兄弟を亡くした子供達のことを考えると、たとえ無一文になっても、自分で道を切り開ける自分の方が幸福だと思う。

でも、しばらくは東日本を忘れ、心を鬼にして、自分の生活基盤を立て直すことに全力を注ぐことにする。