haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

iPadの値上げ

やられた。

こんだけ円安が進むとMac製品の値上げにつながると思いこのiMacを5月に購入したのだが、値上げされたのはiPadの方だった。それも、5月31日には値上げされていたようだ。Appleのメルマガを受け取っているし、値上げは事前通知されるだろうと思っていたら、「闇討ち」だった。ひどい話だ。

液晶の大きい製品の方が円安の影響を受けやすいと思い、欲しかったiPad retainaを後にしたのだが、売れ筋を先に値上げするとは、何を考えてんだろう?

私が想定していたのは、マック信者が多くユーザーを占める高スペックのハイエンドデスクトップを先に値上げするというシナリオだった。Adobe Photpshop等の高機能ソフトを使いこなすのはマックで無いとダメと信じている人は、多少値段が上がってもマックを買い続ける。しかも、ハイエンド機が値上げされたとなれば、高価格がネックとなってiPadの購入を躊躇していた私のような小心者でも、製品が値上げされる前に買っておこうという気になったのだが、もうすっかり買う気が失せてしまった。

最近の韓国や台湾製品は、日本人技術者を大量に引き抜いているだけあって品質に不満を持つことは少なくなった。後はandroidのセキュリティーの甘さが気になるところだが、用途(仕事はノートパソコン。タブレットは情報収集または配信用端末として割り切る)に制限をかければ十分に対応できるだろう。

 

サムスンに多くの転職者を出した日本メーカーは?:日経ビジネスオンライン

 

ものすごい勢いで競争が激化しているタブレット市場で価格優位性の全く無いというか、auとSoftBankのおかげで、何とか日本での市場シェアを維持していたiPadは、これで敵Nexus等に塩を送ることになった。(少なくとも私は、今まで候補に無かったNexusの購入を検討する。)

 

1980年代のAppleⅡにあこがれて、いつかはマックを買おうと夢見ていた私が、Steve Jobsがいなくなって、商業主義(それまで一貫してハードはAppleが独占製造していたのを、第三者が製造したハードにMacOSを載せることができるようにした。おかげでマック製品の値段は下がったが、性能ではWindows製品に圧倒されてシェアをどんどん縮小した。)にまみれてきたマックを見放して、Windowsマシン一辺倒になったことを思い出す。

やっぱりJobsが居なくなったAppleは今までのように「憧」を売る会社では無くなってしまったのだろうか。