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haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

アメリカの戦争(オバマ大統領の外交政策)

先日、ウクライナにおけるマレーシア機撃墜のニュースを見て、ウクライナ当局の対応が適切だったかどうかについて疑問を持ったお話を記載しました。ロシアがクリミアを併合する直前までは、欧州派(現ウクライナ政権)と呼ばれる人達の理不尽な暴力記事が多く見られたのに、欧米が現政権を支持し始めると同時に、そのような記事は殆ど表に出なくなりました。別に、私はロシアが好きという訳ではなく、どちらかといえば、北方四島の問題絡みでロシアは好きではありません。(のど元に匕首突きつけられて仲良くできるはずないですよね。)それでも、欧米、特にアメリカが主導する経済制裁等の措置については一方的すぎる気がします。欧米とロシアそしてウクライナ内部での利権争いが全面的に表にでてきているのに、日本は積極的に関与すべきではないと思います。

一方、イスラエルの一般市民虐殺については、アメリカ政府は、ほとんど何も行動していません。ただ、ハマスが学校や病院そして難民キャンプから出撃して一般市民を「人の盾」としているのは周知の事実で有り、今回の惨劇でも同様なことがあった可能性も否定できません。それでも世界中でイスラエルを非難するデモが行われている現在、世界の警察を謳って、ロシアへの経済制裁を主導している国が何もしないのは如何なものでしょうか。

そして、今回のイラク空爆です。イラク・シリアのイスラム国(ISIS)の侵攻を止め、少数民族を守るという大義をかざしていましたが、ISISの上層部は健在で、イラク北部で奪取されたアメリカの最新兵器も健在です。なんて中途半端な攻撃をしたのでしょうか?一時的に侵攻を遅らせる効果はあったようですが、これで、間違いなくISISは対米戦争という「大義」をかざして組織強化を図るでしょうし、上層部は深く地下に潜ってしまったでしょう。アメリカはウサマ・ビン・ラディンを見つけるのに何年かかったか忘れてしまっていたのでしょうか。これを契機にアメリカと親米国を標的とした大規模なテロが再び計画され世界が混沌に陥る可能性が出てきたように思います。

 

中東の春以前、独裁政権を支持して、当該地域で罪もない人々の弾圧を許してきたのはアメリカ政府です。その結果として政権が交代した国々で宗教や民族主義の過激派の台頭を許してきました。インターネットの普及に伴い、ダブルスタンダードを持つ国が世界の警察を名乗っても、白々しいだけだなぁとつくづく思いますが、オバマ大統領の中途半端な外交政策の数々を見せられていると、日本も真剣に自分の身は自分で守るということを考えた方が良いかもしれません。

 

P.S.

マレーシア機撃墜について、私の個人的意見は異端だと思っていましたが、似たような記事がありましたので紹介しておきます。

http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20140812-00013198-president-column