代々木公園のデング熱
あっという間に感染者が30人を超えました。国内感染報道があった直後、最初の数人で収束していくのでは無いかと思っていましたが、たいへん甘い考えでした。
「デング熱は多くの方が重篤化しないので潜在的な媒体となる」ということでは東南アジアや南米と同じ構造だったようです。
代々木公園では、クラブ活動やイベントを通じて人が多く集まっていたことと、数日間にわたって代々木公園で活動していた感染者が二次媒体となってしまっていたのでしょう。そして、伝染病であることが全国ニュースで周知されたものですから、代々木公園近くを旅行していて少しでも感染の懸念のあった人達が病院で申告したので、一気に感染者が浮き彫りになった。そんな気がします。
それでは、今後、爆発的に全国に広がっていくのでしょうか。
私は、「それはない」と思っています。日本は保険制度が発達しているうえ、日本人は他人への配慮に敏感ですから、今後、どこかに飛び火しても、その近辺で活動していて、少しでも,自分が媒体となっている可能性がある人は、積極的に病院(診療機関)で診察を受けてくれるでしょうから。
それから、私は今年一度も蚊に刺されていません。私の住んでいるところはもともと山を削って造成された宅地で、少し歩けば林が残っており、夏場は、結構、蚊に刺されます。しかし、今年は雨が多く、ふだんならボウフラの発生源となる側溝の水たまりがきれいに流されてしまっているのでしょう。
昨日は久し振りに晴れ間が覗いたのですが、今朝も雨。天気予報だと今週いっぱい雨だそうですから、あまり蚊の心配はしなくて済みそうです。
言うまでもありませんが、蚊に刺されないようきちんと予防しておくことも大切だと思います。
ちなみに昨日、甥っ子(3人兄弟の一番上で今年27歳です。私のブログに時々登場する身体障害を持つのは末っ子です。)が「蚊がいなくなるスプレー」なるものを持ってきてくれました。
蚊がいなくなるスプレー 130日 取替え 65mL (防除用医薬部外品) 【HTRC3】
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「部屋の中ではすごい長時間効果がある」と夕飯の間中うんちくを述べていましたが、「年寄りの多い我が家を心配してくれている。」可愛いじゃないですか!!!
ネットで調べてみたら、この製品以外にも多くの種類があるようです。
「ワンプッシュ蚊が」で検索してみて下さい。
全く関係の無い話ですが、デング熱は、発音をカタカナで表すと、英語では「デンギ」で、スペイン語では「デンゲ」です。なんで日本では「デング」なのでしょう?