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haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

盲学校女生徒に怪我をさせたのは知的障害を持つ男性の疑い。


全盲生徒のけが 知的障害のある男性から事情聴く NHKニュース

これは私にとってかなりショッキングなニュースでした。その理由は二つあります。

ひとつ目は、私の甥っ子も知的障害を持っていて、常々、他人に迷惑をかけないか心配しているからです。

甥っ子は水頭症だったと思いますが、生まれたときから障害を持っていて、医者からは二十歳まで生きられないと診断されていました。十歳の頃、発作を起こしたときに、医者から「諦めてくれ」と言われたこともあるそうです。

今月下旬には、24回目の誕生日をむかえますが、私の実の妹である母親がどうしようもない人間なので、障害者施設に入所してからは、施設からの外出先は、ほとんどが、うちの実家で、私の母と姉に随分と甘やかされて育ってしまいました。

小学校は公立の普通校に入ったのですが、実の母親は、何かあるとすぐに学校に怒鳴り込むタチの悪いモンスターペアレントとして認識されていたようです。幸いイジメにはあまりあわなかったようですが、このせいか、今でも世話をしてくれる祖母や叔母でなく、一月に一度程度も実の子供に会おうとしないこの母親を最も慕っています。

甥っ子は、計算能力はほとんど無く簡単な足し算や引き算もできません。記憶力が偏っていて、例えば、午前中に誰かとどこかへ出かけたとしても、誰と出かけたかは良く覚えていません。突然、家出することもあり、数キロ離れた街で発見されたこともあります。

自分に悪意を向けられていることには敏感で暴力的な言動をしたり、自分の思い通りにならないと癇癪を起こすので、ひとりにして他人様に危害を加えないか絶えず目が離せません。今、一生懸命、他人に感謝するということの重要性を教え込もうとしているのですがほとんど理解できません。幼児期の教育が大事だったのですが、今更,何を言っても手遅れです。

ふだんは施設で空き缶を潰したり、野菜を作ったりと、簡単な作業をして団体生活を送っていますが、我が家にいる間はほとんど携帯のゲームで過ごさせています。月に一度は旅行に連れて行っていますが、今日は、実の父親(妹とは離婚しています)が野球観戦に連れて行くことになっています。実の父親はあと数年で定年退職ですし、甥っ子が歳をとるにつれ、今、面倒を見ている者は自分のことで手一杯になる可能性が高いと思います。今回、事件をおこした疑いの知的障害者は40歳だそうで、とても他人事ではありません。

私のブログでは度々警察官の腐敗について記載させていただいていますが、隣の佐賀県で2007年に起きた「知的障害者身柄確保殺人事件」では、暴行死させた警察官は無罪となっており、日本は、知的障害者が1人で生きてゆくには難しい国だと思います。


[佐賀市] 知的障害者、取り押さえ死で警察官に無罪判決 - YouTube

 

ふたつ目は、私が犯人をそのへんのチンピラだと決めつけていたことです。

『物事には予断をもってあたってはならない。』

常々、自分に言い聞かせてきたことですが、最近の朝日新聞の記事ねつ造報道で、あまりに自分が考えた推測が当たっていたので、自分の心の中に「傲り」が生じていたのだと思います。

白い杖を持っている人(障害者)、お年寄りなど社会的弱者は守ってあげないといけない。あたりまえの話なのですが、弱者が弱者を傷つけるという可能性について、失念していたのは情けないと思います。

そういえば、工藤会総長逮捕で、『獣(けだもの)に人権は要らない』なんて書いたような記憶がありますが、これも、反省です。

一昨日は甥っ子に「カフェフラッペ」を奢るため,水巻に出来た新しいファミマに午後11時頃行きました。行き帰りと道路でパトカーに2回すれ違いました。工藤会幹部の逮捕で警戒しているのか現在も逃亡中の田上幹部を探しているのかは判りませんでしたが、素直に「ご苦労様」と言ってあげたいと思います。

最後に、私が住んでいたボリビアサンタクルス市では、知り合った多くの知的障害者は、初めて会った人にもきちんと挨拶し、手助けを受けるときちんと感謝の言葉を述べていました。これは宗教(キリスト教)の影響も大きいと思いますが、地域で、障害者に限らず子供を分け隔て無く教育してきた成果でしょう。

バスの中では満員になると子供が真っ先に席を立ちます。昔の日本では当たり前に見られた光景ですよね。

これから高齢化が進む中、社会的弱者のことも含めて「地方創生」が進むことを期待します。