大人の対応(バドミントン)
韓国のアジア大会のバドミントン競技で、一昨日、日本対韓国の試合で韓国側に有利な風が吹いていたにもかかわらず、対戦した韓国の選手が、「風が吹いて戦いづらかったが、日本も韓国も条件は同じ」と発言したことについて。
正直、これほど恥知らずな者はいないなと感じました。
少なくとも1試合目はほとんど無風で,2試合目・3試合目が,自分たちにとって追い風であれば、どちらが有利であったか、バドミントンを少しでもやったことのある選手なら、子供でも分かる話です。
なるほど、韓国を代表する選手というのがこの程度のモラルだから、フェリー事故で300人もの高校生を見殺しにして平気な国なのだなと強く憤りを感じました。(韓国の国会審議が止まっていてフェリー事故については原因究明すら進もうとしていません。もっともこれは、先日見たフェリー事故を特集した民放の影響がかなり強いのですが・・・。)
しかし、私が衝撃を受けたのは、その韓国の恥知らずの後に続いた早稲田大学スポーツ科学部長の友添秀則氏の言葉です。
「今回の件についてはアウェーでの想定される範囲内での出来事だと思っています。責めるのではなくむしろ成熟した態度・大人の態度で対応した方が、日本の成熟度を示す上で非常に重要だと思います。」
2020年の東京オリンピックを視野に入れた素晴らしい発言だと思いますし、日本バドミントン協会も抗議の意志はないそうです。
私はもう齢54ですが、このような境地に至るためには、もっと修行が必要だなと改めて痛感させられました。