haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

散髪のお話

いつもは土曜日か日曜日に散髪に行くのですが、たまたま、先月末から今月始めは予定が入っていて、伸びてくる髪が鬱陶しいのと対面商売であるバイトのことを考慮して、金曜日にいつもの散髪屋に行きました。

カットとシャンプーで1500円プラス消費税と比較的安いうえ、自宅から徒歩で15分という立地もあり、最近、よく利用する店なのですが、7〜8人いる従業員さんの中に、いつも私を担当してくれる人がいません。

「しまった」と思ったのですが、「後の祭り」。いきなりシャンプー台のところに座らされて待たされること15分(この店はお客さまを逃がさないためか、入店するとすぐにシャンプー台に座らされます。)。あげくに「切るのは1cm程度で良い」と言ったのに、思いっきり短くされて、不格好な髪型にされてしまいました。

この店は以前、若い店員さんに虎刈りにされたことがあったので、バイトを始めるまでは、私の自宅からバスで30分以上かかる場所にある散髪屋さんに通っていました。この散髪屋さんが駅の改装に伴い、立ち退き閉店となったので、仕方なく、この店を使うようになったのですが、またしても「やられたなぁ」です。

 

私の髪の毛は多いうえに剛毛で、散髪屋さん泣かせだと子供の頃はよく言われました。そのためか就職するまでは「スポーツ刈り」で通していましたし、公務員成り立ての頃は、あまりの給与の少なさに散髪屋に行く回数をできるだけ減らすため、できるだけ髪の毛は短くすることにしていました。そう、私の髪は中途半端に短いと、はねて収拾がつかなくなります。

睡眠時間と白髪が関係するのか詳しく知りませんが、私の髪の毛には20代のはじめ頃からすでに白髪がチラホラと見えていました。決定的に白髪が増えたのは、霞ヶ関に転勤してからで、アルバムの写真を見ても、あっという間に白髪に変わったことが判ります。

基本的に頭皮が弱くてヘアクリーム等何かをつけると頭皮がかぶれたり、頭の形が悪いせいもあり、ヘアスタイルには無頓着な方ですが、さすがに虎刈りとまではいかなくても、髪をきちんと切りそろえられないような散髪屋に行くのは「かなり」嫌です。

 

海外にいたときはどうしていたかというと、私が仕事で海外を飛び回っていたのは、1995年頃までで、既にAIDSの危険性が周知の事実となっていた頃ですが、私の活動範囲である南米や東南アジアでは、まだまだ、大丈夫という雰囲気がありました。

しかし、どの国だったか覚えていませんが、街の「散髪屋」さんが、性サービスの店であるという情報を得ていたので、マレーシア、インドネシア、タイでは、五つ星クラスの高級ホテル内にある散髪屋に、フィリピンでは、大型ショッピングモール内にある日本資本の散髪屋に通っていました。

決め手はハサミ、バリカン、櫛をきちんと消毒しているかで技量は二の次でした。

櫛は使った後洗浄しアルコール消毒したのち、紫外線滅菌器の中で保管。ハサミとバリカンの刃は、使用する直前に、アルコールランプの炎で殺菌という方法が一般的だったと思います。費用はまちまちですが、500円〜2000円の範囲でした。当時1米ドルが90円程度だったので、かなりの高級店に行っていたことになります。

ちなみにボリビアでは自宅から徒歩数分の散髪屋に行ってました。(1回300円なり)(^0^)

 

散髪が性風俗の店ということで思い出したのですが、これから海外の大使館・派遣先国の政府機関で勤務する可能性がある公務員の方々に情報提供しておきます。

インドネシアでは一等書記官以上の大使館員は別にして、車を持つことが禁止されていました。そのため、 運転手付きの車を用意しなければならなかったのですが、私が雇用した運転手は口が軽く、農業省に派遣されている○○さんはJICAの○○さんを愛人にしていて、○○ホテルをよく利用するとか、フィリピンでは私に惚れたという女性から、大使館の○○さんは、○○と○○のふたりも愛人にしているのに、何故、あなたはダメなのかとか、男女関係のことは情報がだだ漏れでした。

日本人は海外で生活すると日本人同士で固まってしまう傾向にありますが、途上国の人達は、日本人のことをじっくりと見ています。

そんな途上国の人達と友人になると、いとも簡単に、貴重な情報が引き出せました。(残念ながらというか幸運なことにというか、これにの情報を有効に活用いたことは一度もありませんが・・・。)

今はSNSの時代ですから、口コミ以外で情報が拡散することは想定しておいた方が良いと思います。

民間ならともかく、公費を使って海外に行く方々はくれぐれも慎重に行動して下さい。