haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

風邪には注意。同僚への退院祝いを考える(齢54からの就職活動)

情けない話ですが、同僚の女性が手術のため入院して店長とふたりで夜勤に入った最初の水曜日である5月13日、迂闊にも風邪を引いてしまいました。

二週間前のその日、店長は張り切って「窓ガラス掃除をするんだ」と言って店内を私に任せて、外に行ってしまったので、ドーナッツ什器の清掃等、洗い物とお客さま対応で汗をかきながらの仕事になってしまいました。

その前の週くらいから、夜に来店されるお客さまの数が減っており、決してひとりでも無理な対応ではなかったのですが、汗をかいてしまったこともあり、手持ちのマスクを早々に捨ててしまいました。(私は顔が大きいので、マツキヨのウィークリーマスクを個人で購入して使用しています。)

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そういう日に限って非常識なお客さまが現れるもので、レジで、私に向かって思いっきり風邪のクシャミを連発してくれた柄の悪いあんちゃん風のお客さまがいました。(つばを人に向かって飛ばすなぁ〜!!!)

嫌な予感がしたのですが、その予感は的中しました。16日朝から喉が「激しく痛い」状態になってしまいました。

一応、葛根湯を飲んで外出を控えてみましたが、私は今まで風邪の初期症状で薬を飲んで回復したことはありません。いつも、喉の痛みがピークに達した後、咳と痰がでて、発熱・発汗したあとに回復に向かいます。

17日は同僚のK君とのコンビで夜勤になったのですが、つばを飲み込んでも痛い状態で接客対応というのはかなりハードな状況でした。仕事を始めた夜と仕事が終わった朝では明らかに声が変わってしまったほどです。

この日(18日)は帰宅してシャワーを浴びて汗を流してすぐに寝たのですが、昼前に起きたときには既に咳と痰が出る状態になっていました。ネギがたっぷり入ったたまご粥を作って朝食?にし、我が家の風邪薬(ルルアタックEX)を飲んで再び寝ます。

【指定第2類医薬品】ルルアタックEX 24錠

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 19日は咳と痰に加え、悪寒と発熱(最高で38.9℃)を繰り返す状態でしたが、20日朝には熱も引いて、「いつもどおり」快方に向かう状態になっていました。

翌20日も店長とふたりの夜勤でした。

この日の店長は、在庫の陳列とバックルームの整理を目標としていたようで、私は、ほとんど声が出ていない状態だったのですが、この日もほとんどひとりで接客対応することになりました。お陰様で午前4時くらいから寒気がするようになり、5時半過ぎには頭痛と発熱で足元がふらついているのを実感できるほど悪化しました。

午前6時、いつもどおり時間ぎりぎりに出勤してきた悪口おばさんが、店長に何か私の悪口を言っていたようでしたから、私が何らかの仕事の見逃しをしていたのかもしれませんが、無視して6時ちょうどには速攻で帰宅させてもらいました。徒歩で20分程度の距離なのですが、途中でタクシーを拾って帰りました。

そして21日から24日までは、完全に寝たきりになってしまいました。甥っ子に頼んで風邪薬等の補充をしましたが、咳で横隔膜近辺が筋肉痛?の状態です。

少し状態が良くなったので24日の夜勤はでました。25日早朝に店長が出勤してくるので私の状態を見てもらい、27日と31日の勤務をパスさせてもらうことにしたかったからです。

幸いなことに、24日コンビを組んだK君は私が接客に立とうとすると店の奥からでも走ってカウンターに来てくれて、私があまり喉を使わなくて済むよう気を遣ってくれました。また、いつもは山のようにきているオリコンダンボールが、この日はこの店舗で勤務しはじめてから最も数が少なかったこと(K君談。私は数まで覚えていませんでした。)、そして、早朝に入ってくるパンの数もいつもの半分しかなかったので、残業にならずに済みました。

 

店長に相談したところ、31日はともかく、27日(昨日)は人のやりくりがつくかどうかわからないということでした。

現在、熱は下がっているのですが、声は完全に潰れていますし、咳も止まる気配すらありません。さすがに、もう一度ぶり返すと、命の危険を感じざるを得ないので、出勤は頼まれても断ろうと決めていましたが、電話したら、オーナーが出てきて、お休みの許可が下りました。

これで実質的に退職が決まりましたので、今まで勉強させていただいた事へのお礼を述べて、齢54からの最初の挑戦であったアルバイトは無事終了です。

次回はせっかくコンビニ業界に興味が持てたということもあり、別のコンビニチェーンで、アルバイトから始めて、店長候補として再雇用を目指すという展開に持っていきたいと思います。しかし、どういう経過をたどるかは「神のみぞ知る」といったところですし、飲食店やガスステーションにも興味がありますので、ジョブホッピングというのも面白いかもしれないと感じ始めているところです。

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さて、私が季節外れの風邪で苦しんでいる間に同僚のMさんが無事手術を終えて、退院してきました。病名等は個人のプライバシーに関わるので記載しませんが、初めての手術で痛み止めの薬が効いていないと思えるほど痛いというのを経験されてきたそうです。

前々から退院したら盛大に美味しいものでも食べようねと約束していたのに、私の体調で退院後長期間待たせるわけにはいきませんから、26日の火曜日の午前7時にいつものコメダで会食会をすることにしました。

ホントは「肉」にするはずだったのですが、準備不足で次回会合時までに「美味しい店」を探すことにしました。

 

40代独身女性に対する退院祝いは何が良いのでしょうか。

私が知る限り途上国では、老若男女問わず「花」を贈るとたいへん喜ばれます。

しかし、日本の女性は何を贈っても表面上は喜んでいても影でどんな悪口を言われているか判らないので贈り物には慎重にならざるを得ません。

霞ヶ関に居た頃の経験です。新橋駅で成田に向かう新婚カップルをお祝いするグループがあったのですが、花嫁は渡された豪華な花束を見て、「端から見ても素晴らしい笑顔」でありがとうとお礼を述べて受け取っていました。

ところが改札を通ってホームに着いたとたん「こんな邪魔なものを旅行前に渡すなんてホント気が利かない」と言って花束をゴミ箱に捨ててしまいました。思わず『東京の女は怖えぇーっ。』と心の中で呟いてしまいました。

 

閑話休題

 

まあ同僚のMさんは裏表の無い人ですから、そんな心配は必要ないので、花を第1候補としました。第2候補はMさんが好きな「お茶」系のお菓子とします。

予算は3000円前後。同僚のK君以外に退院祝いをするという話を聞きつけた早出のmさんも贈り物に参加してくれることになりましたので、ひとりあたり約1000円ということで品物の選定は私に一任してもらいました。

時間に余裕が無いときは金額と目的(お見舞い等)を告げて、お花屋さんで適当に見繕ってもらえば「それなりの」花を用意することは出来ますが、心のこもっていない社交辞令的な贈り物というのは如何なものでしょうか。

 

 花を贈る方法にはふたつあります。ひとつは生花を中心とした束にして贈る方法と、もうひとつは、容器に入れたりドライフラワーなどフラワーアレンジメントとして贈る方法です。

束で贈るメリットはなんと言っても持ち運びしやすいことです。私は、移動中にいただいた花束は滞在先のホテルや旅館で部屋に飾らせてもらっていました。日本だとフロントに頼んで花瓶を用意してもらうのですが、海外だと、2〜5ドルのチップと一緒に部屋に飾って置いて下さいとメモしておくときれいに飾ってくれます。一度マレーシアで、いつものように花束を飾るよう頼んでおいたら「この花にはこの飲み物がよく合います。」というメッセージとともにカクテルの名前が書いてあったメッセージカードが花瓶近くに添えられていたことがありました。こういう心遣いはさすがだなと感心したことがあります。

自宅に持ち帰った場合は、元気の良さそうな花を選んでトイレや台所の一輪挿しとして利用していました。

デメリットは束のままだと長時間保存が難しいので、できるだけ早く容器に移し替える必要があることです。

 

フラワーアレンジメントのメリットは、色・形・大きさといったメッセージ性があるので、こちらの気持ちをより正確に伝えることができます。また、容器等は再利用が可能なので物として残すことも可能です。

デメリットは、贈る相手に気に入られなかった場合、邪魔物となってしまうことです。

今回は、いつもお世話になっていたMさんのことを考え、メッセージ性の強いフラワーアレンジメントを第1候補としてみることにしました。

 

まずこの時期に咲いている花を下調べします。

私が、この時期にすぐに思い浮かぶ花と言えば、「薔薇」「カーネーション」「藤」「菖蒲」「紫陽花」「ラベンダー」の6種類です。薔薇やカーネーションは定番なので他にサプライズが無いときに選択することにしました。

花言葉を調べて見ると、

藤が「歓迎」「決して離れない」

菖蒲(アイリス・アヤメ)が「良き便り」「優しい心」

紫陽花が「元気な女性」(フランスの花言葉)、「寛容」(白い紫陽花)、「移り気」、「高慢」

ラベンダーが「沈黙」「献身的な愛」

といったところです。

調べて見て始めて知ったのですが、ラベンダーは7月の花だそうです。6月の富良野といったイメージから九州では5月だろうと考えていたのですが、逆でした。

ちなみに薔薇やカーネーションは愛の花言葉が多い上、色によって花言葉も多様なので、選択が難しいです。個人的には退院祝いだと白薔薇または白カーネーション(どちらも尊敬という花言葉です)、ピンク薔薇(温かい心)、そしてピンクカーネーション(感謝)が良いと思っています。

こうして藤・菖蒲・紫陽花を中心として、薔薇とカーネーションも視野に入れた下地はイメージできました。あとは実際に花屋さんを回って品定めをするだけです。

車で回れる花屋さんならいくつも知っているのですが、風邪を引いていて熱もあるのでバス・電車で移動できる範囲の花屋さんを調べます。

「花屋」「北九州市」でググってヒットした花屋さんから交通の便が良い花屋さんを選択したら小倉の「T-Plural」と「矢野華園」の二件が見つかりました。

回る順番を決めます。

①黒崎井筒屋一階の矢野華園さん

googleで引っかからなかったのですが、いつも行くイオンモール八幡東にある花屋「紅花」さん

③小倉アミュプラザにある矢野華園さん

④魚町商店街にあるT-Pluralさん

黒崎井筒屋の開店時間が午前10時ですから、午前9時40分のバスに乗って黒崎へ向かいました。黒崎駅バスセンターから徒歩で5分もしないところに井筒屋があります。一階の入ってすぐの右手に矢野華園さんがありました。アレンジメントの注文は2日前に受けつけると書いてあります。

藤や菖蒲といった青系の花を意識して店内を回ったため、目的の物が見つからず、すこしガッカリとしていたところへ店員さんに声をかけられました。「退院祝いの花を探している」と答えると、店頭に置いてある見事な白い紫陽花の一輪挿しを紹介されました。

一輪挿しを入れてあるかごが高価だったのですが、予算の範囲内ですし、新種の紫陽花で今は白いのですが、色がさまざまに変わるということで、ガクの中心部は緑色とピンク色に色づいていました。

「元気な女性」という花言葉やイメージ的にもMさんにピッタリでしたので即決です。

簡単なラッピングをしてもらい袋に入れてもらって帰宅です。体調が良ければ全ての花屋さんを回るのですが、体調最悪で「退院祝い」しても相手の方に失礼ですから。

いつものコメダ珈琲店で開店の7時から居座り続ける3人組ですが、今回は日曜日ではなく火曜日に訪問しました。店員さん達の顔ぶれも違います。

まず、お花を花言葉と共に渡しました。(写真を撮り忘れたのが心残りです)

K君は素晴らしいと言ってくれていましたが、Mさんは気に入ってくれたかな?

 

Mさんはビーフシチュー、K君はカツサンド、私はエビフライを注文しました。これに飲み物とモーニングサービスを付けるので「すごいボリューム」です。

Mさんの病院での生活や八幡厚生年金病院に入っているコンビニの話が中心です。思っていたよりはるかにお元気そうだったので「一安心」です。

仕上げに5月18日からの新メニュー「かき氷」を注文しました。

K君がすいか味・練乳・クリームの「普通」サイズ、私が同じく「小」サイズ、Mさんは抹茶・小豆・練乳・クリームの「小」サイズを注文しました。コメダ珈琲店を利用されている方はご存じだと思いますが、ここの普通サイズは他店の倍の量はあります。

「普通」と「小」サイズは100円しか違わないのですが、サイドメニューとしてかき氷を注文される方には「小」サイズをお勧めします。

風邪を引いて味覚が衰えている私にも、このスイカ味は美味しい。ソフトクリームや練乳にシロップの味が負けていません。しかも、容器下の部分は緑色のメロンシロップが薄くかけてあるのですが、味もスイカをイメージさせて素晴らしいものに仕上がっていました。「普通」サイズは容器が不透明なので下の緑色が判りません。

抹茶もかなり濃くて美味しいとMさん。

店員さん曰く。

かき氷メニューはこの3年ほどで加わった新メニューで毎年味が変わります。

シロップにはこだわりがあって、抹茶のシロップはよく振って使わないと下に抹茶が沈殿して分離してしまうほどです。

 

コメダ珈琲店の「かき氷」いまのところこの夏イチオシの商品です。

今度は写真付きで紹介したいと思います。

 

【追記】

ユリ系の花は花粉が服やカーペット等をよごすことがあるので、贈り物としては適していないと思います。