haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

Amazonギフト券をクレジットカード(ファミマTカード)で購入する。

Tカードについては、以前(10年以上前)、無料カードをTSUTAYAで作成していたのですが、他のポイントカードと比較して、ポイントが貯まらないのでいったんは解約していました。

もともと日本を出る前に、おつきあいで入ったクレジットカードやほとんどのポイントカードを解約・破棄していましたから、再び新しいカードを作るのはすごく抵抗があります。特に個人情報が漏れやすい現在では、迂闊にさまざまな組織に個人情報をさらすことは控えておきたいと考えているからです。

 

しかし、コンビニの経営に興味を持ってから、いろいろとコンビニのサービスについて勉強していますが、ローソンのPontaカードやファミマのTカードについては、実際にそのカードを所持していないとサービスの実態が把握できない場合も有り、Pontaカード(無料)とTカード(クレジット)については作成することにしました。

Pontaカードが無料カードでTカードがクレジットなのは、Tカードはクレジット機能を持つカードと持たないカードでは受けられるサービスに大きな違いがあるからです。(※Pontaカードについては、最近、リクルートJALマイレージバンクとの連携がはじまり、クレジット機能を持つカードの方が受けられるサービスが増えたようです。)

なお、セブンイレブンnanacoカードについてはカードを作成しても受けられるサービスに差がないようなので(ポイントは貯まりやすくなります)、今持っているモバイルだけで充分だと判断しています。

 

ファミマのTカードについては今年の4月に作成し、既に2ヶ月間も使用しているのに未だに理解できない点が多々あります。ローソンのPontaカードも利用できるサービスの多さからいえば相当なものでしたが、把握するまでに2ヶ月もあれば充分でしたから、Tカードの複雑さには、少々閉口しています。

 

カードを利用する場所や曜日によってポイント2倍とか5倍とか利用した金額によってランク付けがあったりとかするのですが、さまざまなキャンペーンも次から次へとやっているので、把握するのがたいへんです。

ここではファミマに限定してサービスの内容を把握していきたいと思います。

 

まず、ファミマTカードは、クレジット機能が付いたものと付いていないものの2種類があります。クレジット機能がついているものはJCBのマークが入っています。両方とも入会金・年会費は無料です。

 

ポイントは、買い物200円で1ポイント付与されるショッピングポイント、クレジット機能を使うと200円で2ポイント付与されるクレジットポイント、値引きと同様に商品に付与されるスペシャルポイントの3種類あります。ポイント2倍とか5倍とか謳っているのはこの200円で1ポイントしか付与されないショッピングポイントのみが対象ではないかと考えています。

 

ファミマでの利用金額に応じてランク付けがあります。

毎月1日から月末までの利用金額が5000円未満の場合、翌月のランクはブロンズ会員といい買い物200円で1point付与されます。5000円以上15000円未満の場合は、シルバー会員で買い物200円あたり2point付与、15000円以上の場合は買い物200円あたり3point付与されます。

私は5月中にファミマで約8000円買い物をしたので現在シルバー会員です。

 

毎週火曜日と土曜日は、Tカードの提示でショッピングポイントが2倍になります。

毎月20日は大人の日として50歳以上の方はショッピングポイントが2倍になります。(6/20でこのキャンペーンは終了しましたが、幸いホームページでキャンペーンを把握していたので6/20にファミマを利用しています。)

 

ポイントの付与はPontaカードが即日なのに対して、Tカードは翌日から3日後程度かかります。更に上記のような特別キャンペーンの場合はポイント付与が3ヶ月後になるそうです。

 

なお、ポイントの利用(獲得)履歴はT-SITEで確認できますが、私の場合、特別キャンペーンでの利用ポイントはまだ1ポイントも付与されていませんので実態が不明です。

ファミマで利用したレシートをすべて記録しておいて、実際にはどのように反映されているのかチェックしてみないと、これらのサービスを評価するのは難しいと思いますが、200円で1ポイントが基本ポイントで、ポイント○倍というキャンペーンの場合は、対象がショッピングポイントかクレジットポイントかきちんと把握していおく必要がありそうです。

 

さて、

前置きが長くなったのですが、ファミマではファミマのTカードのみPOSAカードのクレジット支払いが可能です。

POSAカードというのは、Point of Sales Activationの略で、簡単に言えばプリペイドカードのことです。

具体例をあげれば、Amazonギフトカード、iTunesギフトカード等、コンビニのレジで支払いを済ませてActivateすれば、それぞれのECサイト(Electronic Commerce = 電子商取引。ショッピングサイトのこと)で現金として利用できるカードですね。

プリペイドカードは「資金決済に関する法律」(平成21年6月24日法律第59号)に基づく「前払い式支払い手段」として認定されているものです。

 

ほとんどのコンビニでは、これらのPOSAカードは、現金でのみ購入が可能で、クレジットカードでは支払いができません。今までは金券に相当するものですから当然だと思っていたのですが、どうやらファミマではポイント分を自己負担して販売促進に繋げる戦略にでたようです。

ftcard.pocketcard.co.jp

 

私は電子書籍だけで無く、母がお気に入りで地元のスーパーではなかなか入手できないアリエール粉末洗剤等日用品の多くをAmazonで購入しているので毎月1万円程度はAmazonに支払っています。また、途上国の知人の多くは携帯電話の使用が多いので、国際電話はSkypeを利用していますが、1ヶ月間に多いときで2万円程度は支払います。

今までは、ジャパンネット銀行のVISAデビットカードを利用してセキュリティーを確保していたのですが、プリペイドカードでセキュリティーの確保が出来、数%でも還元があるなら、それを利用しない手は無いと思い当たりました。

 

具体的には毎月どこかの火曜日か土曜日に、ファミマで、1万円のアマゾンギフトカードと3000円のSkypeプリペイドカードをファミマTカードのクレジットで支払い、更に1ヶ月間の合計で2000円程度の買い物をファミマですれば、ゴールドランクを毎月獲得できます。

 

ゴールドだと200円で3ポイントですから、1万円のアマゾンギフトカードだとショッピングポイントが150point、クレジットポイントが100point、更に火曜日か土曜日だと2倍ポイントなので、150ポイントが付与され、400point(4%分)お得になる計算です。(捕らぬたぬきの皮算用。ここに書いてあることは間違いですから、ブログは最後まで読んで下さい。

 

また、現在、6月30日まで、クレジットカード利用でポイント山分けキャンペーンをやっているので、まずこれにエントリーです。なお、ほとんどのキャンペーンはPCを使ってのエントリー手続きが必要なので、パソコン等に疎い世代の方々には縁の無い話なのかもしれません。この辺は改良して欲しいものです。

ftcard.pocketcard.co.jp

また、6月16日からクレジット利用で最大10万ポイント当たるキャンペーンが追加されてたのでこちらもついでにエントリーしておきましょう。

ftcard.pocketcard.co.jp

 

という訳で、さっそく6月16日火曜日ににファミマ八幡西三ヶ森店で、5000円のアマゾンギフト券と3000円のSkypeプリペイドカード、ついでに新商品のクロレッツ30周年記念ガム、抹茶フラッペ等を購入し、いざレジへと持っていくと、ギフトカードはクレジット支払いできませんと言われました。

「いや、ホームページに買えるとかいてあったよ」と言ってみたのですが、担当の女性はレジを操作していたようでしたが、結局、ダメと言われ現金で支払いました。

念のため、三ヶ森店から徒歩で15分ほどの距離にある「ファミマ永犬丸店」に行き、レジにいた女性にAmazonギフトカードを見せて、「これクレジットカードで買えますか」と聞いたら「ダメです。」と返事がありました。

仕方が無いので自宅に帰り、その夜、ホームページを再度確認してみたのですが、どう見ても買えないはずがありません。

翌日の17日、納得がいかなかったのでファミマのホームページで「お客さま相談室」を調べ、昼の12時過ぎに電話してみました。

電話は全く待たされること無くすぐに繋がりました。

担当のUさんに事情を説明して、ファミマの会員番号とクレジットの番号を伝えます。

やはり「使える」という回答がありました。

三ヶ森店に確認すると言うことだったので、待つこと3時間、午後3時過ぎに三ヶ森店の店員さんからお詫びの電話がありました。

レジの画面だけをみてクレジットカードが使用できないと判断したそうで、後日、本部から差分のポイントが付与されるとのこと。

「いやいや、ファミマだけの独自サービスなんだから店員が知らないなんて事があったら問題だろう。」と心の中で呟きましたが、それは「ギフトカードはクレジットが使えない」とだけ表示されるレジ画面、つまりファミマのシステムにも問題があるので、店員さんを責めては可哀相です。

謝罪を受け入れましたが、果たして、ポイントはどの程度付与されるのやら。(私はシルバー会員なので3倍キャンペーンだから、クレジットポイントは240ポイント付くはずですね。)

 

6月20日土曜日、用事があって黒崎に出かけたので、ファミマ黒崎店で今度は1万円のAmazonギフト券を購入しました。レジには若い女性の店員さんがいたのですが、三ヶ森店と同様、「クレジットカードは使えません。」との返事が。

「いやファミマのTカードだけは使えるから」とこちらから言うと、その店員さんは今度は黒い制服を着た若い男の店員さんにヘルプを求めます。

こちらの店員さんもクレジットは使えませんというので、らちがあかないと感じ、「取りあえずクレジットで通してみてくれ」と頼み、先日、他店舗で同様の対応をされ、お客さま相談室に確認したら「間違いなく使えると言われた。」と、ここまで言ってやっとクレジット支払いができました。

彼は私のことをクレーマーか何かのように思ったのかずっと睨み付けていました。クレジットが使えると判っても謝罪の言葉すらありませんでした。あまりに対応が不遜だったので、「自分とこのサービスくらいきちんと把握していろ」と心の中で毒づきます。(不遜な態度は防犯ビデオに証拠として残るのでやめておいた方が良いですよ。)

 

後日、ラムー水巻店に食材の買い出しに行く機会があったので、POSAカードのクレジット販売について他の店舗は把握しているのかを確認するため、今度は「ファミマ遠賀水巻吉田店」に行きました。

若い男の店員さんにAmazonギフト券を見せて、クレジットカード使えると聞いたら、即座に「使えません」と返事が有り、こちらから「ファミマTカードだけは使えるみたいだよ」と言うと「あぁそうですか」と気のない返事がありました。

すごい、自宅近くにあるファミマは全滅です。というか、全国的にも同様なのではないでしょうか。今度、博多と小倉で試してみようと思いつつ、ファミマのシステムにも改善の余地が多々ありそうです。

だんだんとコンビニ経営する意欲が失せてきました。

 

さて、ファミマ黒崎店では、1万円のAmazonギフトカードの他に、サラダ、2缶で50円引きの缶コーヒー、新商品の熟成ロースカツサンド、デビルズチーズケーキ等、合計で10966円支払いました。

レシートを確認すると

ショッピングポイント5

クレジットポイント109

スペシャルポイント20(たぶんサラダ)

と記載されているではありませんか。

そう、ギフトカードにはショッピングポイントは適応されていないのです。

結局、AmazonギフトカードやSkypeプリペイドカードは、ファミマTカードのクレジットを使えば、キャンペーン期間中の6月30日までなら3%分、キャンペーンが終了したら1%分だけお得になるということです。

 

Pontaカードではマチカフェ10杯利用すると、カフェラテかコーヒーLサイズが1杯無料になるキャンペーンとか、Loppiでお試し引換券が発行できるとか、そもそもPontaカードは登録しないとポイントが使えないということすらご存じない方が多くいました。

ファミマTカードについては、店員ですらサービス内容を知っていません。

ローソンもファミマもお客さまに対してもっと判りやすいサービスの提供をしていかないと、いつまで経ってもセブンイレブンに追いつけないと感じました。

 

【2015/6/27 追記】

昨日、夜中にファミマ八幡西三ヶ森店に行き、Amazonギフト券2万円分をファミマTカードでクレジット購入しました。対応してくれた男性従業員は、きちんとクレジット購入できることを把握しており、店舗で情報共有がきちんと出来ていることを確認しました。