haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

ポイントサービスを考える(その1)

 

サラリーマンとして日本に居た間は、ポイントシステムが開発された頃に比べて随分と「お得感」が少なくなったこともあり、ポイントシステムについて深く考えたことはありませんでした。

また、日本を出る前、財布の厚みを減らすために、長年使っていたヨドバシ、JAL、ノースウエスト(今はデルタ)、Suica以外のポイントカードはすべて処分しました。

 

年会費等が必要なカードを処分するのは海外生活で不必要な支出を減らすためなので当然ですが、30枚以上あった無料のカードを全て処分したのは、①私なりの理解で、ポイントシステムは、お得意様(リピーター)を囲い込むための手段として発達しているため、ある程度「囲い込み」が、ポイントカードを発行しているそれぞれの会社の目標を達成するとサービスが低下する。のと、②ハッカーのスキルが向上したのか、カード会社の情報管理が甘いのか、個人情報流出のニュースが頻繁にでていることもあって、「個人情報の置き場所」には十分注意する必要があると考えたからです。

 

しかし、こうして日本に戻ってきてしまい、最低でも3年近くは日本に滞在しなければならないこと、しかも、ボリビアで牧場を再開するまではほとんど無収入であることなどから、改めて周りを見回してみると、ポイントを使わないと「かなり損」した気分にさせられることに気づきました。

それで、最近になって、新たに二枚のポイントカードを作成しました。「ローソンpontaカード」と「スターnimoca」です。

nimocaは私がサラリーマンやっていた2008年に発行されましたが、当時、すでにSuicaとの乗り入れがアナウンスされていましたので作成を見送っていました。しかし、アルバイト先への通勤定期がnimocaになっていたので、ついでにポイント機能であるスター(☆)を付けました。西鉄バスはもちろんのことJR九州北九州市内のほとんどのコンビニで使えるので、これは主に「小銭入れ」代わりに使っています。(筑豊電鉄では使えません。)

 

pontaは2009年に4月発行されたので、2月に日本を出発した私は、このカードの存在を知りませんでした。アルバイト先の近くにローソンがあり、飲み物やたまに弁当を購入していたのですが、小遣帳をみると1日あたり254円も支出していました。特に夏場はペットボトル飲料に随分とお金を使っていました。それで、ペットボトル1本で10〜20ポイント還元されるなら、週一くらいはポイントで飲料が買(換)えるという軽い気持ちでカードを作ったのですが・・・。

※※※ メールやウェブを使うともっとお得になることが判りました。 ※※※

まず、Loppiというローソン内に設置してある発券機を使うと、半額相当以下のポイントで、飲料が買えるクーポンを発券していることを発見(^o^)しました。

さらにメルマガ会員になるとメルマガ会員専用クーポンというのがあり、150円の飲料が30poitで買えることもあります。

この優待ポイントは新製品に多く適用されるので、コンビニで新製品を発見すると、ついつい買ってしまう私にはホントに有り難いシステムだなと感じています。

 pontaを開発したのが㈱ロイヤリティマーケティング(三菱商事さんの子会社らしい)という会社で、ローソンとゲオの会員が大元になっているようですが、このページ経由でインターネットでお買い物をすると、数週間から数ヶ月後に購入金額と各インターネットショップが定めた還元率に従ってpointが付与されます。

私は最近電子書籍にはまっていて、紀伊国屋書店(主にNHKテキストを購入しています)やeBook Japan(主にマンガ)を良く利用していましたが、このpontaサイトを経由して紀伊国屋やeBookで電子書籍を購入すると、紀伊国屋では1.5%、eBookでは3.0%のポイントが紀伊国屋やeBook独自のポイントに加えてpontaカードに付与されます。

また、pontaのサイト(webページ)では、双六ゲーム等も配置されていて、このゲームに参加するとポイントマスに止まれば1ポイントとかゴールした順位に応じてポイントが付与され、知らず知らずのうちにポイントが貯まっていきます。

 

ちなみにこのカードをローソン等で使用する際は、提示(バーコードの読み取り)だけでポイントが付くので、支払いはnimocaで行っています。(^_^;)

 

まだ、使い始めて数ヶ月ですが、共通ポイントシステムとして昔使っていたT-Pointカードよりかなりお得感があると感じました。実際、共通ポイントステムpontaとT-siteの二つに絞られているようですが、ネットで調べてみると、私がインターネットショッピングで使っている紀伊国屋とeBookはT-siteでは提携先に入っていません。

 

電子書籍に限ってみると両サイトに共通で提携しているBookLiveは両方とも還元率は5%、hontopontaが本日現在2.5%(普段は1.5%のようです)、T-siteが4%でT-siteの方がお得なようです。ただ、一般的にT-siteの方は200円で1point(0.5%)しか還元されないショップも多く、後発のpontaが少し頑張ってるかなという状況です。

 

欠点を言うなら「内容てんこ盛り」のサイトなのでどこに何があるか把握するのが難しく、忙しい方やお年寄りには「優しくないサイト」だと思います。

 

次回はネットショッピングとポイント交換サービスについて思量してみたいと思います。

 

【追記】

最近、時間の使い方が下手になっただけでなく、「注意力」も低下してきていることに気づきました。もともと、民主党政権に危機感を強く覚え、日本がつぶれたときの避難先としてボリビアに農場作って、将来は日本に健康食品を輸入する会社を立ち上げるつもりでいたのですが、私は昔から頭の良い方ではなかったので、経験則に基づく注意力まで失っては、「非常にまずい」と感じます。真剣に・・・・・。

 

さて、ボリビアと日本を往き来するのには、アメリカン航空(JALとマイレージサービスが同じグループ)を主に利用しており、基点が北九州市←→東京←→成田空港←→マイアミ空港←→サンタクルス市で、ボリビアに必要な機材等は、東京で調達または現物の確認を行うことにしていたためSuicaを残したのですが、Suicaは半年以上利用していないと電車の改札機能が停止されてしまいます。(確定申告のためボリビアから日本に1年ぶりにかえってきて初めて知りました。ちなみにボリビアと日本を一度往復すると貯まるJALのマイレージは約15,000mile。JAL国内線なら、どこでも一往復が無料になる量です。)

通常は、成田空港からスカイライナーで上野に行き格安のホテルで一泊するので、その際に上野駅に行って「緑の窓口」でカードをアクティベートしておけば、あとは大丈夫です。長期間、海外に行かれる予定で成田からJRを利用される方は、成田空港の緑の窓口が結構混雑しますので時間に余裕を持っていた方が良いと思います。

 

「緑の窓口」ということで、「おもしろい本」を紹介しておきます。NHK出版のプロジェクトXシリーズのひとつで、これを読んでいると、私が若い頃に、JRで鉄道の予約をしようとすると、窓口の駅員さんがなにやら機械に「ピン」を刺したり抜いたりしていたのを思い出して、ああこんな経緯だったのかと納得させられました。

ちなみに、私はマックユーザーで、マックで読めるというのが、電子書籍購入先を決める一つの判断材料になっています。

NHK出版の本は私が電子書籍を購入し始めた当時、紀伊国屋と少数のサイトでしか取り扱っておらず、また、紀伊国屋webサイトで購入した電子書籍はKinoppyというソフトをインストールすれば、Macでも、iPhoneでも、Windowsでも、Androidでも読めました。

(Amazonとは提携していないので、「今でも」アマゾンが発売するKindleでは読めません。)

なお、今ではNHK出版の本もほとんどの電子書籍サイトで購入できるようになり、アマゾンで購入すれば、Kindleで読めます。プロジェクトXシリーズは、内容的に結構読み応えがあるのですが、一冊100円程度(アマゾンでは100円ですが紀伊国屋は105円)なので「絶対」お勧めです。

 

それから、アマゾンが10月22日ににKindle Paperwhiteのニューモデル、ワイヤレスオフ、1日30分の使用で8週間使用可能で、しかも、今なら1,980円分の電子書籍購入用クーポン付きという、「ちょっと欲しくなるかも」モデルを出します。

発売予定価格は9,980円ですので、今なら実質8,000円です。

Kindle Paperwhite(ニューモデル)

Kindle Paperwhite(ニューモデル)

 

また、11月12日には、ただ(無料)で携帯電波の3G接続ができる(マンガなどのダウンロードサイズが大きいものは不可)モデルも出すようです。こちらは日本国内であれば外出先でもウィキペディア辞書(新機能)や検索機能(新機能)が活かせるので英語とスペイン語の電子書籍を持つ私には、たいへん興味深い(食指が動く)モデルです。なお、この辞書等新機能は上記のWiFiモデルにも付いているのですが、辞書の素性から考えて、WiFi接続時以外では利用不可となると思います。(後日、アマゾンに確認してみます。)

こちらの発売予定価格は14,980円です。

Kindle Paperwhite 3G(ニューモデル)

Kindle Paperwhite 3G(ニューモデル)

※注意)残念ながらこちらのモデルには上記モデルに付いているキャンペーンは適用されません。(1980円分のクーポンは付いていないということです。)

また、アマゾンで購入した本は、Kindleアプリをインストールすれば、iPhone、Windows、Android端末で読むことができますが、AppleのノートとデスクトップであるMacでは読めません。