haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

台風26号の影響(北九州)

二ユースやインターネットの情報から昨日午後5時頃の時点で、ここ北九州では台風の影響は無いだろうと考えていました。しかし、午後6時くらいから次第に風が強くなり、結局昨日午後9時から本日午前4時まで、けっこう強風が吹いていました。

築48年木造二階建ての雨戸のない部屋では風切り音がうるさくてなかなか眠れませんでした。何度かインターネットで台風の進路を確かめてみたのですが、確実に関東方面へ進路を変えていたので、すごい台風だなと思います。

午前9時前の今でさえ、少し強い風が吹いていて、部屋の中は21℃で少し寒いくらいですが、そろそろ収束に向かっているのではないかなと感じています。

 

さて、午前8時に台風情報をNHKで確認したのですが、東京の交通網がズタズタになっているのが良く分かりましたが、ドラマが始まってしまったので民放に切り替えてびっくり!

強風の中、あまり「ひとけ」のない港や離島の海岸で雨風に打たれながら、「顔が痛い」とか「波しぶきの大きさ」とかを一生懸命に報告しています。スタジオのキャスターも、もっと早い時間帯はどうだったのかとか質問していて、この人達はいったい何を伝えたいのだろうかと考えてしまいました。いや、むしろ、子供がこの映像を見て真似しなければいいなとさえ考えてしまいました。

 

台風の時に必要な情報と何でしょうか。

我が家の場合で考えると、

我が家は高台にあり、近くに海・山・川が無いことから、台風で被害を受ける可能性があるとしたら、強風や落雷による①「停電」、②「断水」、③「家屋の破損または倒壊」、④「火事」です。

台風の接近情報があれば、水や食料、懐中電灯等のチェックと必要があれば水・食料・電池の買い増しを行います。

二カ所ほど冠水する可能性のある道路がありますが迂回路はいくもあるので、孤立する可能性もありません。

ただ、我が家を含めて周りが築40年を超える住宅ばかりなので、強風にあおられて大火になることは心配ですが、今年83歳の母もまだ歩くことができるので、いざとなれば自家用車で逃げることが可能です。

そうすると、我が家で最悪のケースで台風に遭遇した場合、最低限必要な情報とは、①風向きと②火災の発生場所になると思います。①については台風の進路予測をみていれば、ある程度推測できますし、火災の発生は、日中は「煙」、夜間は「火の光」、で推測できます。

 

東京の場合はどうでしょうか。私は大宮から霞ヶ関に二年間、北浦和から大手町に三年間通勤した経験がありますが、台風の時、私がもっとも必要とした情報は、電車・バス・飛行機の運行情報でした。これは、NHKのテレビさえみていればテロップ等でも随時知ることができました。(地デジになってからはデータ放送)

ただ、大宮に住んでいたときは、ひとつ大きな問題がありました。大宮駅まで官舎からバスで30分の距離だったのですが、雨が降るとバスが満車となり、台風の時なんかは一時間近くバス停で待たされました。

4〜5回も経験すれば十分です。結局、台風が近づくと「毎回」御徒町にあるカプセルホテルを予約しました。

今ならツイッター等を利用して、「道路の冠水地点」「バスの遅延」「最寄り駅への道の状況」等を分析し、データ放送に流すことも可能では無いでしょうか。

午前5時に台風の実況放送(雨風の強さ等)するなら、これから通勤等で多くの人が利用する駅前や駅へ向かう道路で行うなら「まだ」理解できますが、警戒水位を超えた川縁や大波が打ち付ける港や海岸に人がでて実況するのにどれだけの価値があるのか、私には全く理解できません。

 

【追記】

御徒町にあるカプセルホテル。確かダンディーという名前だったと思います。当時は午前5時から1000円で風呂とサウナが使えたので、徹夜したあとは銀座線始発で上野広小路駅まで行き、風呂とひげ剃りしたあと霞ヶ関へ戻り、午前8時から開いている別館の喫茶店で朝食とって、そのまま仕事復帰でした。

それから、ある日、妻と食事を大宮ですることになり、班長に言って早めに職場をでて、東京から新幹線に乗ったのは良かったのですが、当時、一日二本しかなかった東京の次は仙台という新幹線に乗ってしまい食事をフイにしてしまいました。たまに早く帰るとろくな事がないとう経験でした。

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午後9時のニュースで伊豆大島で多くの方々が死亡・行方不明になっていることを知りました。特に救助を求めていた女性の反応が無くなっているというニュースには心が痛みます。

 三宅島伊豆大島は火山灰の堆積が多く、今回の被災地は土石流の避難対象になっていたというコメントもありました。(本当だろうか?)

1人でも多く早く救助されることを切に願います。

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千葉県で小学六年生の男児が海を見に来て高波にさらわれたというニュースがありました。彼らが民放を見て興味をそそられたのかどうかは判りませんが、私が見た民放では川や海に近づかないよう警告しなかったのは残念です。

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誤字訂正しました。8行うえ 体積 → 堆積