後藤健二さんの死について
前回このブログに記載したのが1月18日だったので2週間以上時間を空けたことになります。フリーのジャーナリストの後藤健二さんがイスラム国に拉致され、様々な事実が明らかになるにつれて私の思考が麻痺してしまったからです。
最初は、安倍総理の中東訪問(1/16)に合わせて、後藤さん達が拉致されたと考えていたのですが、実際には昨年に拉致されていたので、安倍総理の中東訪問が間接的に後藤さん達を殺害する引き金になったのではないかと感じ始めました。しかし、東日本大震災の際、多くの日本人を見殺しにした私の大嫌いな民主党が、国会で追及し始めると、その考え自体が間違っている気がしてきました。
さらに、日本人を明確にテロのターゲットとされたことによって、政府やマスコミが「対策」と称して発言している様々な情報にも「違和感」を覚えています。残念ながらその違和感の正体がはっきりと判らなかったので、ブログを書くことを躊躇してしまったのです。
幸いなことに、二つのブログ記事が私の違和感を代弁してくれていることに気づきました。
ひとつは、
後藤さん殺害事件で「あさイチ」柳澤キャスターの珠玉の1分間コメント
で、もうひとつは
後藤健二さんの死で大学総長の田中優子さんが発した確かな”言葉”
原文
で、ともに、後藤さんが、フリーのジャーナリストで、戦争の犠牲になるのは弱者で弱者の立場に立っていたことがよく伝わってきます。
今日は新にヨルダンのパイロットが先月焼殺されていたことが判明しました。
私が知るイスラム教徒はマレーシア人とインドネシア人しかいませんが、イスラムの教えには素晴らしいと感じるところが多々あります。決して、人を焼き殺したり、年端もいかない幼女に爆弾を巻き付けてテロを起こすようなことは許されていません。そもそも「イスラム国」とは彼らが自称しているだけなので、報道では「自称イスラム国」として、イスラムの教えとは別物だとハッキリ示して欲しいものです。
話が逸れてしまいましたが、
このような狂人集団に対して我々は何が出来、何を為すべきなのか。
今一度、深く考えてみたいものです。