ドライアイと処方箋薬
久し振りに記事を書いています。
昨年6月にドライアイと診断され、ドライアイ用のヒアレイン点眼液(有効成分ヒアルロン酸ナトリウム)を処方してもらうためだけに「病院がよい」を始めていましたが、海外から帰ってきて定職に就いていないことから、現在、国民健康保険に加入しておらず、実費として毎回7,000円〜10,000円(この金額には緑内障の定期検査も行っていたのでその検査費用が含まれます。)の診察費および薬局で3週間分ヒアレイン点眼液3,000円の負担が大きく、市販の目薬で対応できないかと「病院がよい」をやめ、市販薬に変えたら、目の炎症がひどくなり、目が痛くて長時間のパソコン使用は無理だったからです。
いろいろと市販のドライアイ用目薬を試しましたが、どれも効果が長続きせず、2時間おきくらいに点眼しなければならず、ホントに効果があるのかなと疑問に思っていました。最近になって炎症を抑える良い市販薬を見つけ、併用することによってある程度効果が得られたので、こうして、また記事を書くことができるようになりました。
再び炎症がひどくなった場合は記事を書くのを中断することになると思いますが、継続的に効果が認められたら市販薬名を公開しますね。
さて、
去年の暮れに楽天の三木谷社長が市販薬のネット販売の全面解禁で一部の薬品の解禁が見送られたことに対して「国を訴えてやる」とか、「産業競争力会議の委員を辞める」とか子供じみた発言をしてマスコミに叩かれていましたが、私自身も「このひとホントに大会社の社長なの?」と思わざるを得ませんでした。
市販薬のネット販売を厚生労働省が省令で規制していることは「憲法違反」だとはっきり最高裁で示されている訳ですし、厚生労働省の役人や一部の自民党議員が利権を守るために何らかの手を打つことは十分に想定範囲内でしたし、明確な根拠がない一部の市販薬のネット販売に規制を残したことは、逆に、利権が存在していることを世間にアピールし、処方箋薬の中で継続的に医師の診断を必要としないものについての市販を認めさせる絶好の機会だったのにと残念でなりません。
ドライアイは潜在患者数800万人(参天製薬HPの数値)ともいわれ、私のように定期的にヒアレイン点眼液を処方薬として購入している人の数は決して少なくありません。
仮にひとりあたり毎月2,000円が国民健康保険から支出されているとしたら160億円が使われていることに・・・。
社会保障費の増大が今回の消費税増税の理由にされていますが、不必要な支出を抑えることが出来ない限り、将来消費税20%ということにもなりかねません。
マスコミはスポンサーである製薬会社の利益に影響するような記事は書かないでしょうからブログやネット記事でこういう運動の輪を広げていくことが大切ですね。