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haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

シティバンク銀行の撤退

昨年来、シティバンクが日本から撤退するというニュースが流れており、私も口座解約の手続きを進めています。既にシティバンクカード(クレジットカード。ゴールドカード会員は口座残高が100万円以下でも口座維持手数料が無料になるので、ノースウエストとの提携カードを持っていました。ノースウエスト航空デルタ航空に統合されたので、デルタカードに変更していましたが、いつの間にか5万マイル以上貯まってました。)は解約しています。

シティバンクにも解約手続きの書面を送っていたのですが、シティバンクからは解約申込書のサインが違うという書面とともに申込書が返送されてきて、ちょっとムッとしました。漢字のサインは30年以上スタイルを変えていないからです。

ひょっとしたら申込時はまだ日本の法規制で印鑑が必要だった時期ではなかったかと思い直し、これも20年以上変えていない銀行印を押印して返送しましたが、どうなることやら・・・。

シティバンク銀行とは、ボリビア人の女性と結婚することを決意した1993年に、大手町の支店で口座を作らせていただき、20年以上私のメインバンクのひとつとして随分とお世話になったので、残念でたまりません。

当時、日本の銀行のサービスは極めて悪く、アメリカや途上国の一部で既に24時間利用可能なATMが実現していたのに午後6時までしか利用できず、海外送金も手数料が最も安い銀行でも1件当たり8000円という今では考えられないような状態でした。

普通トラベラーズチェック(以下T/Cと記載します)は、購入するときに1ドル当たり1円(又は1%)の手数料を支払い、日本円に戻すときも1円の手数料がかかります。しかし、シティバンクのT/Cは年間使用額の上限はありますが、購入時の手数料が無料であり、アメリカのシティバンクで、そのT/Cを交換すると交換手数料なしにドルに交換することができました。日本円を直接ドルに交換すると3円の手数料が徴収されますから、毎回5千ドル以上T/Cを持ってボリビアに渡っていた私にとって、大変ありがたいサービスです。例えば、ボリビアに行く途中、マイアミで一泊してシティバンクの支店に行き、手持ちのT/Cを全てドルに換えておけば、ボリビアでは米ドルがそのまま使えますから、いちいち両替しなくて済みます。

それに私がよく滞在していたサンタクルスのHotel La Quintaでは、米ドルをボリビアの通貨ボリビアーノ(Bs)に交換する際、公正レートのままで交換してくれましたから、もっとも効率よく日本円をBsに交換することが出来ました。

その後、ボリビア国内でもシティバンクの支店ができ、マイアミで一泊する必要もなくなりました。

ちなみにシティバンクのキャッシュカードは、日本の口座に円が預金されていれば、世界中どこでも24時間提携ATMで現地通貨(または米ドル)でお金を下ろすことが出来ました。

こちらは手数料がかかります。ボリビアの通貨で下ろすと1米ドル当たり4円近く取られていたような記憶があります。たぶん円→米ドル→Bsという形で手数料がかかっていたと思います。

マレーシア、フィリピン、インドネシアそれにイタリアでも緊急時のキャッシュカードとして随分助けてもらいました。

私にとっては快適な状況が続いていたのですが、ボリビアに左派政権ができたあと、シティバンクボリビアから全面撤退してしまいました。

そして今回の日本からの撤退報道。円安が原因とかいろいろマスコミは言っていますが、私は、財務省の法規制が厳しくて、新しいサービスを提供するのが困難で、日本での収益をあげることが難しいと判断したためと見ています。

まぁ、日本の大手銀行がヤクザにお金流しても潰れないのを見ていると、政治家、財務省、銀行間に黒い、黒い、真っ黒な癒着構造があるとみて間違いないでしょう。(^0^)

私も2020年までは日本で頑張ることに決めましたから、当分、海外に出ることはありません。また、資金シティバンクで遊ばせておくことも1か月3000円の口座維持手数料、または年会費18000円のゴールドクレジットカードを所持しておく余裕もありません。

ここはアメリカ式にドライに割り切って口座を廃止することにしました。

これで海外利用を目的としたメインバンクは無くなりましたが、「セブン銀行」、「ソニー銀行」そして「イオン銀行」など既成の構造にとらわれない銀行が伸びてきているので、シティバンク銀行が今まで提供してきたようなサービスは必ずどこかの銀行が引き継いでくれると信じています。

その時は日本で第三次の銀行再編が起こるのだと期待していますし、そういう構造転換が出来なくては、日本はどんどん格差が広がっていく社会になってしまうと思います。

 

【追記2015/3/16 Citibankの移行先はSMBC

www.citibank.co.jp