haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

英語の勉強の筈がFXを始めました。

『セルフスタンドのバイトを辞めてお金を稼いでボリビアに戻る。』

そのため、再就職先の目標として、正規社員で月給30万円と、かなり高めに設定していました。私の英語とスペイン語の語学力と、パソコン、ワードやエクセルなら、それなりに使いこなせる自信があったからです。

 

ところが、今まで問題なかった英語のヒヤリング力がかなり落ちていることに気づき、慌てて英語の勉強を再開しましたが、1日3時間程度の勉強でもなかなか元に戻りません。この5年間ずっと楽してきましたから脳が「老化」したのでしょうか。(;゚ロ゚)

 

とにかく勉強量を増やすしかありません。

具体的な勉強方法としては、パソコンでブルームバーグやCNNのニュース動画を見て理解できるかどうかということと、英語教育用の電子書籍を購入して、読んでみることにしました。

私にとって一番良い勉強方法は英語字幕をみながらヒヤリングすることなのですが、アマゾンのプライムビデオでも日本語字幕はあるのですが、英語字幕は存在しません。DVDを借りても良いのですが、観たい映画が存在しません。困ったものです。

仕方がないのでブルームバーグ英語圏)で日本時間の夜中にリアルタイムで流される経済・国際関係の動画を観ているのですが、このノートパソコンは長時間使用していると、かなり加熱してきますし、スピーカーが壊れていて音が割れてしまいます。

そんな中、日本時間午前1時頃のニュース中で、「ムニューシン財務長官の主導で、中国高官に新たな通商協議を呼びかけた。」という内容のものがありました。

原題: U.S. Asks China for New Round of Trade Talks Led by Mnuchin

今までニュースから得ていた情報では、アメリカでは2000億ドル相当の中国製品に関する追加関税に対して、9月6日まで民間企業からの意見募集をやっており、7日にはエアフォースワンの機上会見で、トランプ大統領が「中国からの輸入品全て(更に追加で2670億ドル)に関税を科す」と宣っており、今週中には関税が発動されるだろうと思っていた矢先の出来事でした。

 

アメリカの株価はニュースが流れた後、一時的に上昇、その後、上げ幅を縮小しましたが、本日の日本の株価は12時現在約1%の上昇です。

大幅な上昇となっていないのはトランプ大統領が最近の支持率の低下への「てこ入れ」で何かやらかすに違いないと誰もが知っているからでしょう。(^0^)

しかし、ReuterやBBCといった他のニュースサイトも、「中間選挙までは中国問題は棚上げになる」との予想が増えてきているようです。

※今年行われる中間選挙実施日はアメリカ時間の11月6日(火)。

 

私が株価や為替の変動を俯瞰的に眺めるために使っているツールは次のふたつです。

世界の株価【リアルタイム自動更新】

また、経済指標の発表スケジュールはこちらで確認しています。

www.moneypartners.co.jp

 

ユーロとオーストラリアドルが日本時間の現在も上昇を続けています。

オーストラリアドルは、中国との取引量が多いので理解できるのですが、ユーロは上昇する理由がよく判りません。

最近の米中経済摩擦の影響、トルコリラの暴落、英国ブレグジットの動向と、本日20時から21時30分に発表される経済指標で良いところが発表される筈が無いからです。(中国問題、トルコ問題とも最近は改善されていますが、ドラギ総裁は慎重派でマイナス金利解消は来年夏からと明言しているほどですから。個人的にはアルゼンチンやブラジルも無視できないと思うのですが、なんか南米からの影響は判断が難しいですね。)

現在ユーロは対米ドルで1.1635付近。

 

個人的に「株」や「FX」は情報をいち早く入手した者が、「勝ち組」になり、リアルタイムで情報を入手できない個人では、「稼ぐのは難しい」と考えています。

稼げるのは民主党が大敗し安倍政権が復活した時のような大きなイベントがあったときで、日本のみならず世界を巻き込んだ潮流に乗っかっていれば誰でも稼げます。

最近、ネット上で、「ツールを使えば元手5千円が20万円になる」とか明らかに詐欺まがいの勧誘をやっているFXには根拠がありません。

現在、世界を循環しているお金の量は実体経済を支える数十倍の規模になっています。

売買が少ない時間帯に、少しでも金持ち(ファンド)が投機目的で行動すれば、上がりも下がりもするということで、ツールなど役に立ちませんから。(暴落や暴騰する直前に逆方向に動くのは機械売買のなせる技です。)

 

FXは帰国した頃から少しやっていました。

住信SBI銀行のOh!FXというヤツで、ちょっとした小遣い稼ぎには良いのですが、コンビニでバイトしている最中に暴落し、預金の1/3以上を失うという失態をしてからは封印していました。

でも、今は無職なので予想外の事態にも対応できます。

 

銀行残高は20万円なので、対米ドルに対して3万ユーロ分の投資が出来ます。

ロンドン市場が開くのは日本時間の16時からですから、FXに資金を移動して、現在の価格で3万ユーロ分を準備しました。

本命は21:30のドラギECB総裁の講演です。

それに失敗してもあまり心配はしていません。

9月26日に米国が金利を上げるのは確実視されていますから、ユーロの上昇余地は限られていると判断したからです。

最悪、26日まで所持していたとしてスプリット(金利差による利子のようなもの)は1万ユーロにつき約80円。約2週間ありますから、三千円近くの利益になるはずです。

 

果たしてどうなることやら。

勉強に疲れた脳が「役立たず」で無いことを祈ってます。