haru_z1kのブログ

30年勤めた国家公務員を中途退職し、ボリビアで中山間地農業をやっていましたが、実家の事情で急きょ帰国しなければならない羽目に...。ボリビアには当分戻れそうにないので、これ以上ボケが進まないように、ニュースや生活の中から頭の体操をしていこうと考えています。

緊急事態宣言発令

対象は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡

 

福岡が対象に含まれたので北九州市に住む私にも影響が出ることになりました。

効力は5月6日までということと罰則が設定されておらず、海外からはザルと言われていますが、個人的には妥当な対策だと評価しています。

何故、妥当だと考えているかと言えば、発端である中国での沈静化の兆しがあげられます。中国は日本と違い薬事法に基づく治験薬の制限を設けず、ありとあらゆる薬品を使用したため貴重な試験結果を残してくれました。

一番効果が認められているのは、北米ギリアド・サイエンシズ社の「レムデシビル」ですが、日本の富士フイルム富山化学の「アビガン」等複数の薬に効果が認められており、安倍総理が本日「アビガン」に言及したことから、来月までの1ヶ月間の臨床試験でアビガンに認可が下りれば、通常のインフルエンザと同様な対応が可能になると考えられるからです。

 

今回の騒動を振り返ると厚労省の初動の悪さが目立ち、相変わらずダメ人間労働組合の影響力が強い厚労省では危機管理は無理だと改めて思いました。

まず、中国の春節休暇は1月24日の土曜から1月30日木曜までの7連休でしたから、コロナウイルスの報道が本格化した2月上旬に、世界中への拡散は想定しておくべき事項でした。

私が公務員であったときは常に最悪を念頭に対応を考えるよう上司や先輩から厳しくたたき込まれていましたから、阪神淡路大震災を全く教訓として生かし切れていなかった東日本大震災のときの厚労省の対応の悪さ、そして、2002年のSARSの教訓を全く生かし切れていない今回の対応の悪さには、反吐が出る思いです。私が現役時代は残業手当は満額支給どころか3分の1以下でしたが、所管法令や想定問答で不断の勉強をしていましたから。

特にクルーズ船での対応で、自衛隊の隊員に感染者が1人もいなかったことを考えると、普段から以下に自分の職務(衛生管理)について理解(勉強)していない職員が多いのかと呆れてしまいました。

 

ただ、私は情報の正確性という点では対応が遅れている厚労省とはいえ、信頼に値すると考えており、風評被害や悪質な扇動企業に踊らされないためにも、厚労省のホームページだけはきちんとトレースしておく必要があると考えています。

www.mhlw.go.jp

※変異性で毒性が強くなるとか不安を煽る報道がありますが、季節性インフルエンザも変異性が高く、現在処方されている薬が効かない場合は爆発的に感染拡大がおこるわけですから、馬鹿げた報道は辞めてもらいたいものです。少なくとも厚労省のホームページを精読すれば、インフルエンザよりも肺炎にかかる可能性が高く治療薬が発見されていないことから死亡率が高いという実態が見えてきます。

コロナウイルスが何なのか知りたい人は国立感染症研究所のホームページを確認してください。報道関係者で有りながらこの程度の知識を知ろうともしない人が出ているチャンネルは見ないようにしましょうということです。

www.niid.go.jp

 

私は2月上旬にコロナウイルス報道がされた時にSARSのような毒性が強いものを心配しましたが、実際には死者が老人に偏っており、2月中旬に無自覚感染者の存在が明らかになった時、滞在先と体温検査だけでフリーに入ってきている外国人観光客を認めるという馬鹿げた検疫体制を続行したことに驚きました。2月末になっても、黒崎のドンキホーテで夜中に見かける中国人旅行客、そして、黒崎駅小倉駅前で馬鹿騒ぎしている韓国人若者が絶えていないのを確認したため、2月末をもって、週4日間勤務していたテレアポセンターを辞めました。当時は治験薬の存在も明らかではなく、感染時に死亡リスクが高いと判断したため、バス通勤時の感染リスク低減を図るため、そして、もうひとつテレアポセンターでは多くの方が自家用車で通勤しており、私が感染源となることは避けたいと考えていたからです。

 

実際、日本ではクラスター感染を確認するために行ったPCR検査で、無自覚保菌者が300名以上確認されており(4月現在)、私が黒崎駅前でみた大声で遊び回っていた韓国人若者による拡散が実際におこったとすれば、日本国内での保菌者数は、現在確認されている患者数の数十倍になっていてもおかしくないと思います。安倍総理の8万人以上という数値の根拠にも納得がいきます。ちなみに韓国はPCR検査数を自慢していますが、海外からの帰国者の大半が陽性であるという報道がありましたから、彼らは海外で感染したというより海外で感染を広めて帰国したのではないでしょうか?

どの国から帰国した韓国人が感染していたかという情報も公開して欲しいものですね。

こうしてみると「アトから」ということになりますが、日本政府が韓国人の入国制限を設けたことは、むしろ遅すぎたくらいだということが判ります。 

 

さて、幸いにも職業柄、喉を守るために12月末に購入していていたマスク(マツキヨ65枚入り二箱)があったため今現在でもマスクに事欠くことはありませんが、バスや電車を利用する人は自分が感染源となるリスクを考慮して人と会話する際はマスク着用はしておきたいものです。ちなみに政府は一家庭二枚の布マスクの配付を決定しましたが、実際に各家庭に届くのはいつになるか未だ判らないようです。

www.mhlw.go.jp

 

夜勤のガソリンスタンドは通勤時間帯のバスを利用しておらず、基本的にひとり体制での勤務であるため、感染リスクはずっと低くなります。

まぁ、お陰様でこうしてブログを書く時間を作ることが出来るようになったのですが、3月末から販売油量が急激に下がっており、夜勤が廃止になる可能性も出てきたため、かなり不安ですね。

なんとか4月末には朗報(認可薬)がでることを祈っております。