日銀動かず。
日銀の白川前総裁があまりのバカだったので黒川新総裁にすごく期待していたのですが、今日、日経平均が13000円を切って少しがっかりしました。
ただ、100円を切る円高となっても12500円を割らなかったのは、まだ、アベノミクスに対する国民(機関投資家?)の期待が大きいことの現れだと思います。
円安というか円の適正価格化(私はスタバ指標から102円だと思っています。)による経済の先行き期待感から、多くの素人投資家が参入し始めた矢先に、これだと、アジアの経済危機の時と同様、外国人に良いように市場を荒らされるのではないかと心配するからです。
確かに5月のプチバブルは、『いくら素人でも、大切なお金を「投資」するんだったら、もう少し考えようよ。』というくらいひどいものでしたが、外国人に主導権を握らせていたのでは、国内労働者賃金がすぐに上昇しない状況では「良いインフレ」にはなりません。
G8控えて積極的に動くのが難しいのは良く分かるのですが、もっと能動的に動かないと世界経済を引っ張っていくなど、ただの妄想に過ぎないと言われてしまいます。