デング熱には、アセトアミノフェン解熱・鎮痛剤。
昨日のNHKニュースで、デング熱感染者がアスピリンやロキソニン入りの解熱・鎮痛剤を使用すると、かえって症状を悪化させる恐れがあると伝えていました。アセトアミノフェンだけは大丈夫なようです。
当然、風邪に似た症状で高熱を出した場合は、病院等に行き医師に相談して解熱・鎮痛剤を処方してもらうことがベストなのですが、現段階では、代々木公園を中心とする東京都で蚊に刺され発熱した場合や相当の高熱にならない限り、市販の風邪薬を使用する場合が多いと思います。風邪の初期症状に似た状態で「休み」は簡単にとれませんよね。
そこで、市販薬でアセトアミノフェンのみを使用している薬をインターネットで検索するとタイレノールという薬がヒットしました。
なお、アセトアミノフェンの注意等は次の通りです。
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00000117.pdf
市販薬でアセトアミノフェンを主体として、アセトアミノフェンだけでは効果が薄いので、無水カフェイン、エテンザミド(ACE処方と書いてあるものです)それにアセトアミノフェンの効果を助ける尿素化合物を加えたものもは数多く市販されているようですが、私は医療に関しては全くのど素人なので、これらの薬品のデング熱感染者に対する影響については全く判りません。(我が家の常備薬のパブロンやノーシンはこの中に含まれます。)
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そしてもう一点。我が家の頭痛用常備薬はバファリンだったのですが、バファリンは完全なアスピリン系薬品なので服用してはならない薬品ということになりますね。
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私は毎年のように風邪をひいていますが、ボリビアにいた頃は、39℃近い熱があっても働かなければなりませんでした。牛の搾乳は休むわけにはいかないからです。ふらふらの状態で車を運転すると危ないので、なかなか治らないときは、牛用のアスピリン(10ml位の小さなバイアル瓶に白い粉末が入っていて、使用するときは、同梱されている褐色ガラスのアンプル瓶を切って中の液体を注射器でこの白い粉末の瓶に入れ良く振り混ぜます。その混濁液を再度注射器で吸い上げて使用します)をおしりに注射されていました。
病院に行く時間とお金がもったいないからですが、今考えれば、すごいことをやってましたね。あのとき、もしデング熱だったら・・・。
ちなみに、バイアル便とはゴム栓アルミキャップ付きのガラス瓶で
という形をしています。
アンプル瓶は
です。どちらもグーグルの画像検索でヒットしたものですが、インターネットってやっぱり便利ですね。